2016年03月03日

ヨーグルトでの強制給餌を行う理由

 ツイッターで質問をいただいて、140文字*10回とかのレスになりそうだったのでブログで回答させていただきたく筆を取ったぺろちょろめろひなミロのしもべポピでございます。こんばんわ。

今日は文章のみでごめんあそばせー。長いのでご注意を。

 現在我が家は、ひな(雌1歳半)が無精卵を産卵して10日ほど経過しております。
産卵前はローチのMサイズを6匹〜10匹、ほぼ毎日完食し、産卵直前に脱皮。と同時に餌も食べなくなりました。
脱皮は失敗しており、温浴を行ってしもべが脱皮のお手伝いを行い、なんとか事なきを得ております。
ラバーマウスやクル病の兆候はまだ見られませんが、気を抜くとこれらの症状がいつ出てきてもおかしくない状態だと思っております。

 なぜそう考えるか。その根拠としては

1)脱皮不全を起こす→クル病の初期症状

これはもはやしもべの中では確定事項ですね。
ニホンヤモリは冬場でも、調子がよければ加湿しなくてもちゃんと脱皮できる生き物です。
なんらかの原因があって体内の栄養バランスが崩れているものと思われます。
その兆候が脱皮不全という形で現れると考えています。
これはレオパも同様の現象で、例えば尻尾をぺろちゃんに噛まれて、噛まれた場所が痛かったミー太郎のその後の脱皮は散々なものでした。全身の皮をボロボロにして全部ひっつけてました。
外傷や体調不良によって脱皮不全は起きます。
それはその個体に、脱皮を行うだけの力がない、脱皮したくない理由があるのどっちかなんですよ。
調子悪いと皮の浮きも悪くなるし、浮き方もおかしくなるんですよ。

気を付けていても冬場はヤモリの体内からいろんな栄養素が抜け落ちていきやすい時期です。
獣医さんからも冬場はビタミンAとBが欠乏しやすいので、餌のガットローディングにビタミン増強したほうがいい、というご指導をいただいております。


2)加温中で適度な代謝があるため、活動しているだけで体内の栄養を消費してしまう。

食べないということは栄養素がどんどん体からなくなっていくということ。
特にビタミンとミネラルは補給しないとあかんのです。
うちのひなはカルシウムを頬袋いっぱいにためこんだ状態になっていますが、産卵後というのは体のバランスが崩れており、カルシウムをちゃんと取り出せなくなってしまうことがあります。
カルシウムは心臓や臓器を動かすためにも使われる栄養素で、カルシウムをため込んだ頬袋からカルシウムを取り出せなくなると、骨から取りにいきます。
骨から取り出しにいった結果、骨がスカスカになって自重を支えきれず変形→クル病
その初期症状が尻尾がガタついてくる、であり、さらに進むとラバーマウスになる。ということだと考えています。

産卵後の雌ヤモリの死因について、貴重な資料をやもり通信様が開示してくださっています。
記事はこちら→(辛いご報告/やもり通信

ビタミンBの欠乏が原因でカルシウムを取り出せず、という原因が挙げられています。
これは産卵中だけに限った話ではなく、産卵中はカルシウムの消費量が激増するためにこの現象が起きやすくなる。ということと思っております。


 さて、長い長いこう考えている説明でしたね。

これらのことをしゃかしゃかーっとミックスしていくと、ヨーグルトで強制給餌をする。という結論に達するわけです。
加温中、冬場、産卵後に餌をほとんど食べていない(何かが原因で食べれなくなっている)、でも体内の栄養素は足りてるようで足りてないかもしれない。
放っておいてもいいことはなにもないです。
じゃあ吐き戻したりしないで済む流動食で、欠乏した栄養素を少しでも補ってやればいいじゃないか。

そこでヨーグルトですわ。
ヨーグルトにはタンパク質、ビタミンB1,B2、Aとカルシウム、乳酸菌などが含まれております。
で、消化によいのです。
液状なので舐めれる状態なら口の端っこに塗ってやれば食べさせることができます。
脱水気味になっているなら、液状なので水分も取れてさらにグッド。

プレーンヨーグルトを用意して、ついでに栄養をちょい足しします。

人口フードなら

レパシーグラブパイorレオパフード

生フード(?!)なら

コオロギの中身orローチ的なアレの中身orハニーワームの中身

あくまで中身だけ。外骨格は砕けないわ硬いわなので中身だけ。


栄養素をちょい足しするどっちかのフードと、カルシウム剤(D3入り、うちはネクトンMSAorネクトンREP)を少量加えて練り練混ぜ混ぜします。

で、小さなおさじや爪楊枝の四角いほうの先につけて、ヤモのお口のはしっこやあごの下にちょんとつけてやるとペロペロして舐めてくれます。
これを繰り返して状態が下がり続けるのを防ぐ目的で与えるのです。

ヨーグルトなどの流動食でも、ちゃんとした糞になります。
糞があるかどうかは内臓が動いているのかの重要な指針になります。


 ヨーグルトは民間療法みたいなもんです。でも理にかなったいい流動食だと思います。
しもべこのごろよく思うのはさ。ヤモリの飼育は情報がとても少ないです。
何事もなければとても強健ですが、ひとたびバランスを崩すとあっという間に星になるのがニホンヤモリです。
星になった原因や、そうならないためにどうすれば防げるか。
ヤモと飼い主は二人三脚で健康であるために足掻かなきゃならないんですよ。
野性から拾われて人のエゴで育てられている、それはヤモの責任じゃないからさ。
飼い主の責任だと思うの。
だから最低限足掻いて、わかったことは小さなことでも共有できるようにしていくのが大事でないかなと思うんです。
観察の記録ってさ、報告を積み重ねていくことが大事だったりするんですよ。

そういうわけで、こげん長文になりましたが回答になったでしょうか。
140文字×100レスぐらいになりましたね(´∀`*)ウフフ


 最後に、ひなの状況ちょっとだけ。
動きが鈍いです。鈍いひなはかわいいですが、怖いです。早く逃げ回るひなちゃんに戻ってちょうだい。

骨の変形の兆候はまだありませんが、まめに流動食与えないとマズそうな領域にシフトしてきました。
もしかして、産卵直前の糞が消化不良気味だったのが原因かもしれません。
ローチの中身がだいぶ消化されずに出てきてましたので。おなかの調子が悪いのかも。
現在は流動食を食べて暮らしています。念のため子デュビを入れてありますが、手をつけにいく気配はありませんね。流動食の糞なので小さいですが、ちゃんと形のある糞をしています。
色がヨーグルト色になっていることがあるので、それがちょっと気になっています。
脂肪が多いので与えすぎには注意が必要かな。
おなかのなかに3クラッチ目も見えていません。

現状はこんな感じですね。


 というところで、今日はこの辺で。
みなさまごきげんよう( ´∀`)/~~




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posted by ポピ at 19:32| Comment(4) | TrackBack(0) | 生育記録