2016年10月14日

【ぼうけんのしょ3】山で野宿だ、はぢめてのテント泊(西穂高岳)

 12時半にテント場へつき、13時にテントを張り終わり、のんびりラーメンを山小屋で食べて、テントに戻って今後のことを考えていたしもべ。
とりあえずお湯わかさないとなとお湯を沸かしにかかったんですけども。

 気温が低かったせいか、つかなかったわけじゃないけどガスストーブのパワーが出にくい感じで、ココさんに教わったように自分の手でぴとっとガスをさわってあっためたらパワーが復活したという。
モンベルのキーホルダー型のざっくりした温度計でしかわからなかったんだけど、しもべは着込んでいたから寒さは感じず。
そのときは外気温がたぶん7度ぐらいはあったと思います。
テントの中は10度は確実にあったんだけど、おかしーなーと思うことがほかにもちらほらあったのです。


■電化製品の挙動がおかしい■

おかしかったもの

その1:Icos(電子タバコ)

タバコ型の機械にタバコの葉っぱとグリセリンを練り合わせたタバコっぽいもんを差し込んで、電源を入れるとピコ( ゚д゚)ピコ過熱がはじまり、中にある電熱線が300度まで葉っぱの部分を加熱してくれる。
吸うのは水蒸気。というのがアイコスの特徴。
これがどうも気温が低くて300度まで温度があげられなかったらしい。
加熱中ランプのぴこぴこ点灯が中途で止まって、赤いランプに代わるんだぁ。
平湯についてから何度かあったんだけど、山に入ったら必ずそういう現象が起きていたので、低温が原因と思われます。
で、充電器に刺し直して数秒充電すると、また使えるようになるっていう感じ。その一回の手間をかけるとちゃんと動くようになるんだけど。
おいおい、まだまだ真冬の気温じゃないのにこれしきでおかしくなってどうすんだIcos。
なので、できるだけIcosはぽっけとかにしまっておくことにする。


おかしかったものその2;予備バッテリーとスマホ

スマホはわかるんだぁ。
電波が弱い山の中だと電波を探すために出力が上がって電池の消費があがっちゃうっての。
加えて寒いのでバッテリーの消費があがるってのも。
山では必要ないときは機内モードとかのほうがいいかも。
で、予備バッテリーは8400mAhていうやつ使ってて、しもべのスマホのバッテリーは3,300mAhなんだぁ。だから2回半ぐらいはいけるはずなんだぁ。
で、50%を切った状態から充電を開始して、満充電にならないんだぁ。朝見たらバッテリーのランプ、最後の1個がピコピコ点滅してたんだぁ。満充電にしてきたのに、ありえないほど減ってたの。
これはしもべが機内モードにせず、電源を落とさずに寝てしまったのもいけなかったんだけど。
それにしたって減りすぎだよ。
焦った。聞いてたけどいざそうなると結構焦るもんだ。
さむいところだと懐とか寝袋に入れてあげないと、バッテリーが弱っていけないね。と学んだしもべでございました。


 さて、テントの中でうだうだしていたら、なんか知らない間に3時とかになっちゃってました。
お湯沸かしたり、寝袋出して広げたりしてたんです。
もう歩いて10分の丸山までいくのも、めんどくさくなってきました。


しかも、(´ぅω・`)ネムイ



そうだ。昼寝しよう!!!
お日様がまだあるし、日があたるとあたたかいし。寝る練習しよう!!!!(どうしてそうなった


だって、自分より早く来てた人のテントから、健やかなイビキが聞こえてくるんだもん。
つられて寝ても仕方がない。と思ったんです。きっと今寝たら幸せになるに違いないって。
日没ごろに起きて丸山へいって、日の入りでも眺めよう。
などと思って寝袋にくるまったら、なんということでしょう。




起きたら日が沈んでた(  Д ) ゚ ゚



うわぁあぁああぁあああぁああ!!やっちまったぁあああぁああ。

夕闇に包まれるテント場。うすぼんやり向こうの空が赤いけど、赤さを見ると沈んでるわもう。って感じ。

DSC_2271.jpg

きれいでしょ。ほらもう沈んでるよ。/(^o^)\ナンテコッタイ
しかもテント場には、雲がしゅわしゅわ上がってきていて、みるみるガスが立ち込めてきました。
まさかまさかの、星もダメフラグ。案の定、星もダメでした。何も見えない空しか夜見ることができず残念。

日が暮れてしまったら真っ暗になっちゃう。
ランタンを取り出してテントの天井にひっかけました。ついでにへっでんもだそう。
テント場は静まり返ってました。時折隣の人がストーブを使う音が聞こえてくるぐらい。
小屋泊だとほかの皆様との交流なんかが、食事の時にできるんだけどね。
テント泊はみんな個別にやるから、交流はないですし、すごくストイックだなあ。って思いました。
静寂と孤独を楽しむのがテント泊かなあって。

とりあえず、まだ明るい間にご飯を召し上がらねば!

DSC_2270.jpg

持ってきた飛騨牛切り落としを入れて、しおちゃんこ肉うどんを作りました。
見た目は悪いけど、味はおいしかったです。肉の味濃い。おいしい!ちゃんと卵ももってきたんだよ。
トン汁の具が多すぎて一回で食べきりませんでした。
エネルギーも補給したし、しばらくまったり過ごしていると本格的な夜が来ました。
山の夜は真っ暗でした。小屋から明かりがもれてるけど、一段下がったテント場にはあんまり届かない光です。
トイレに行くのにヘッデンをつけてあたりを照らすと、光が暗闇に吸い込まれていくんです。
そんで、光の中にカスミの粒子が見えるんですよ。
遠くを照らすと吸い込まれて光は届かず。
光って、届ける先が近くにないと照らせないんだなと思い知りました。怖いな、山の夜ってとっても怖い。
でも不思議と落ち着けるんですよねえ。テントっていう仕切られた空間に、安心感があるっていうのかな。

外の気温はみるみる下がっていきました。ざっくり温度計しかもってないけど、それをフライシートとインナーテントの間に出しただけで5度を下回る気温。
テントの中で吐く息が白いです。10度を下回ったかなと感じました。
寒いんだなぁ〜〜。そういやあんよが冷えてきたから、もこもこスリッパを出そう!
もこもこスリッパを装着して、レッグウォーマーを完全にたくしあげてひざが冷えないようにして、腰にホカロンを一枚張りました。
着ていた防寒着をフリースからダウンにチェンジ。それでまた全然寒くなくなりました。
思ったよりもテントの中って気温が保持されるなと。以外でした。


時刻は7時。ご飯も食べたし、あと一つだけやりたいことがあったのを思い出しました。

それは、ホットワイン作って飲むこと!

本来のレシピだと、輪切りにしたレモンやオレンジをはちみつ漬けにして、それをワインと一緒に10分ぐらい煮るらしいんですけども。
そげん大規模なことできないので、おうちからタレビンにレモン汁とはちみつを混ぜたものを持ってきたのです。
あと袋型の赤ワイン。

それをメスティンに注いで、コーヒー用のグラニュー糖を追加でインして軽くあたためます。

DSC_2274.jpg

ぐつぐつ煮えろー。アルコール分が飛びすぎるとやだから、3分ぐらいでいいや。
と、コップに移して召し上がります。
なんだろうね、甘いワインなんだけどアルコール分が残りまくってるから、熱燗飲んだ時の感じに似てるっていうの?
なんにしても、しもべこれは嫌いじゃない。むしろ好き。よくあったまるし、おうちでも作ろう。
シナモンスティック入れたりしてもおいしいんだて。
冷える日ははちみつで漬けたしょうが入れてもおいしそうだなって思いました。
ああ、やってみたい。日帰りじゃこれはできないもん。だからすごく今幸せ!!!

いろいろつまみ兼おやつをもってきてたけど、おなかいっぱいだったので消費できず。
食べてあげないと荷物が減らない。いや、自分が重くなるから意味ないのか・・・結局重量は変わらないのか・・・むしろ増えるかもしれない件/(^o^)\


 8時になろうかというころ。しもべは明日のスケジュールを考え始めました。
平湯発新宿行きのバスは11時20分に出て、15時半に新宿着の予定です。おうちには5時ごろ帰りたいから、午前中のバスにしたのです。
それまでに下山して平湯へ戻り、バスターミナル上の温泉に入ってお土産を買ったりしてバスに乗らねばなりません。
10時かそこらには平湯へ戻っていないと、間に合いませんのう。風呂入るんだもんなぁ。
こんなに寒いところにいるんだから、当然体も冷えてるしさ。あったまって文明に戻りたいなぁ〜〜。
逆算して、始発のロープーウェイが8時45分発。これに確実に乗れないと10時に平湯につかないから、最低でも6時半には出発しないといけません。余裕を見て行動したほうがいいからね。
この荷物を持って歩いていたら、急げないのです。

テントの撤収だとか、朝ごはんを食べたりとかあるし。4時ごろ起きればいいかな。と目算を立てました。
6時には日が昇るみたいだし、余裕があったら朝焼けも見たいなあ。
早く寝て、早く起きる分にはいいかなーってことで、寝袋に包まって眠ることにしました。
着の身着のままで。ダウンも着たまま、靴下も履いたまま、スリッパもそのままで、寝袋に潜り込んで、一応念のためもってきたエマージェンシーブランケットをかけて。

なんだかぽかぽかあったかくて、幸せな心地で眠っていました。
でもね、なんかぴちゃって水滴があたったんです。
それで目が覚めて、見たらエマージェンシーブランケットの内側が結露してびちょびちょになってたんですよ。
これには一瞬で目が覚めました。やばいやばい、ダウンの寝袋、濡れるとまずいんだよ!!!
保温性落ちちゃうの。まずいんだって。
熱気と冷気で結露がおきたんだろうなぁ。エマージェンシーブランケットは速攻でお役御免になりました。
さようなら、君の出番はこれで終わりです。いつか緊急時にまた会おう!
幸い全然寝袋は濡れてなくて、そのまま眠りました。
ブランケットなしでも普通にぽかぽかでいい気持ち。

眠り直していると、小屋から星を見に来た人たちの話声とかが聞こえてきました。
騒いでないので、きっと星は見えないんでしょう。
その声が遠ざかっていくと、時折風がテントの壁をたたいていきます。
その音を聞きながら、再び眠ったしもべ。


10/11日 3時50分、起床。


あーーーよく寝たーーーー(=_=)

よーし、ごはんたべよ。山専ボトルを引っ張り出して、お湯の温度を確認しましたら、やっぱりけっこう冷めちゃってました。
あんまり量詰めてなかったし、テントの中に放置してたから保温もカバーもしてないし。温め直して、カップスープ作って、持ってきたパンをかじりました。
そんで、売店で買った飛騨牛めしを残すのもなーって、取り出してかじったらさ。

まっずいの(  Д ) ゚ ゚

冷蔵庫に入れてカチカチになったご飯をかじっている、あの感覚。
ふかせばおいしくなったのだろうけど、蒸せる道具がないなあ。今思えば割りばしとかメスティンに突っ込んでお湯少しいれればふかせたんだろうけど、頭まわってないのでやれませんでしたわ。
残すのもアレなので、そのままガリガリになった牛めしをかじります。すごく切なかったです(´・ω・`)

トイレに行こうとして、テントの壁を見たらさ。

DSC_2275.jpg

これはインナーテントを室内から撮影したもんです。
外側は結露で濡れているようです。室内は濡れてなかったんだけど。触ると壁の向こうの水滴がつつーっと落ちていくのが見えました。
テントの中が濡れなくてよかったなと思ったと同時に、撤収時にある程度拭いておかないとびちゃびちゃじゃないかと恐ろしくなりました。
早朝撤収だから乾かせるほど気温もないし。
フライシートの内側も、案の定びっちゃびちゃ。結露しまくりでした。

外は夕闇、そして濃霧。
あややや。こりゃあ朝焼けもだめかも。

DSC_2276.jpg

少し空が白んできた時刻の西穂山荘。
けぶりまくりで話になりません。

DSC_2277.jpg

日の出時刻近くの丸山。なんか朝焼けっぽいピンクの霧になってね?

テントをたたんでお片付けして、あっという間に6時になりました。
なんてあわただしい朝だろう〜〜。この時間選んだの自分だから、しょうがない!
あとはがんばって下るだけなので、テント札を小屋に返し、トイレを借りて下山します。


DSC_2278.jpg

わははは。霧すげぇ!これはこれで、きれーだけど。
転んだりけがしたりしないように、ヨチヨチと慎重に下ります。
あとから降りてきた人たちに抜かれまくるけど、それを見越した時間をとっているからだいじょうぶ、だいじょうぶ。

のんびり2時間、やっとこ千石園地につきました。
なんとか間に合った!靴底を洗ったりして室内に入り、ロープーウェイに乗り込んで、その後は予定通り平湯で温泉入ってバスに乗り込むことができたのでございました。
温泉、きもちよかったなぁ!!


 長々としもべの山の記録をお読みいただきましてありがとうございました。
また次の山へ、次の山へと行きたいと思います。
一番やりたかったテント泊デビューは果たせたので、独標まで歩けなかったのは心残りですがよしとしましょう〜〜。いっぱい勉強しました。こういうのが次に生きてくると信じて、また次へ進んでいこうと思います。
また来年の夏に、再チャレンジしたいと思います。


DSC_2279.jpg

降りてきたら笠ヶ岳が見えた写真で、お別れしたいと思います。

それでは今日はこの辺で。
みなさま、ごきげんよう( ´Д`)ノ~


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posted by ポピ at 00:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 山日記